オメガ3系とオメガ6系不飽和脂肪酸のアンバランスが、 心臓病、ガン、免疫機能の不全、月経前症候群(PMS)の主要原因!

| コメント(0) | トラックバック(0)

このところ「脂肪」は悪者扱いされているが、たんぱく質・脂肪・炭水化物が三大栄養素として、生きていくための最低限度必要なものであることには変わりがありません。

脂肪の正しい姿と機能が分からないまま無闇に日常の食事から摂取しているために、ダイエットの敵、生活習慣病の敵として敵視されるようになっているようです。

しかし、これは脂肪にとってまったく理不尽な「えん罪」でしかありません。

脂肪の研究は、前世紀、つまり20世紀の中頃から本格的になり、脂肪の体内での役割が叙々に解り出してきたのです。

【脂肪には、いい脂肪と悪い脂肪がある】
従来、「脂肪」という一つの名称でくくられていたものの中には、身体によい生理活生を及ぼすものと、逆に有害になるものとがあるのです。
 
 それのみではなく、脂肪は良質なエネルギー源であると同時に、体内の酸素運搬システムにとっても、細胞の構成要素としても、そしてホルモンの原料としても不可欠なものであるうえに、その他の多くの体の構造、機能のためにも重要なであるということが複数の研究者と数々の実験でわかってきているのです。

ズバリ言って、いい脂肪とは、オメガ3系とオメガ6系の脂肪のことです。悪い脂肪とは、トランス型脂肪とマーガリン、ショートニングです。

現代の食品は、一部を除いて、その殆どが工場製品です。油がその典型で昔ながらの製油方法はとられず、これでもかと言わんばかりに、様々な化学加工が施されています。その結果、原型をとどめないばかりか、元のものとはまったく異質で有害なものになっているのです。ただ、外観から判断出来ないに過ぎません。

工場で加工するとき、数度の高温加熱、化学物質による処理、漂白処理等がされて出来るのです。その中には、トランス脂肪、フリーラジカルが含まれています。これが現代広く行われている製油法なのです。こうして製造された所謂「精製油」が流通網をとおして現代の食卓を占領しているのです。

不飽和脂肪酸は、水素が不飽和の箇所がいくつかあるため活性が高い反面不安定て゛酸化し易く日保ちが悪いというが特徴です。この点が、商業的にみると扱いにくい商品ということになり、日保ちさせるために化学処理をするのです。

日保ちがよくなる代償に使う側の安全が犠牲されていることにもなります。

利便性をとるか、将来にわたる安全性をとるか、考える必要があります。

【脂肪の再認識】
人体を構成する最小の基本単位が60兆もあり。それらがグループ化し各部を形づくっているといわれています。

その基本単位の細胞は中に核という部分があり、小さいながらATP(アデノシン三りん酸:ミトコンドリアで生産されるエネルギーの原料)で動力エネルギーをつくり、栄養分の吸収と老廃物の排泄をしながら、大切なDNAを核でしっかり守っているのです。

細胞が何らかの原因で弱体化すると、核の中のDNAに損傷が起こると正常なたんぱく質がつくれない等の種々の働きが出来ず、病気を引き起こします。

細胞の第一の防御壁が細胞膜です。その細胞膜は、主にたんぱく質と脂質(脂肪)によってつくられているのですから、脂肪が如何に体にとって必要不可欠のものであるかがお解りいただけると思います。

その他、脂肪には次のような生理活性に不可欠の存在です。

・中性脂肪として蓄えられ、必要に応じてエネルギーに変えられる。たんぱく質のエネルギー化を節約するため脂肪がエネルギー化の補完をする。

・熱を出したり,血小板を固めたり,筋肉を収縮させたりなどするための、生理活性物物質の材料になる。

・分解されて脂肪酸とグリセリンになる。脂肪酸の一部は、リン脂質として細胞膜の成分になる。

・女性は、月経が正常に発現し維持されることが健康的な生活を送るために必要です。そのためには、エストロゲンという女性ホルモンを正常に活動させることが必要で、その活動に体脂肪は重要な役割を果たしている。


【脂肪には、どのようなものがあるか】

脂肪には、大きく分けて「飽和脂肪酸」「不飽和脂肪酸」がありますよね。

「飽和脂肪酸」とは、ラードのように固形のものです。

もうひとつの「不飽和脂肪酸」とは、固まらずに液体になっているものです。コーン、ヒマワリ、ゴマ、紅花、亜麻の種の油等に含まれる、植物油に含まれる脂肪酸で、これらの植物油にはオメガ3とオメガ6といった必須脂肪酸が多く含まれています。


一般的には、殆どの人が、紅花油、ゴマ油、ヒマワリ油(サンフラワーオイル)、大豆油、カノーラ油、コーン油などからオメガ6の脂肪酸は十分に摂っていると思います。

しかし、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の摂取のバランスが問題なのです。
飽和脂肪酸十分過ぎるほど摂取していても、不飽和酸が不足しているために肥満や次のような種々の病気の一因となっているのです。

アルコール中毒・依存症、食品アレルギー、貧血、関節炎、ガン、カンジタ症、喘息、抑うつ症、慢性疲労症候群、心臓病などなど・・・

不飽和脂肪酸にはオメガ6系脂肪酸、オメガ3系脂肪酸、オメガ9系脂肪酸の3種類があり、それぞれが材料となって違った種類の生理活性物質ができます。

オメガ6脂肪酸は陸の動物の肉に多く、オメガ3脂肪酸は海の魚に多く含まれています。

魚が肉に比べて身体に良いというのは、オメガ3脂肪酸の効果が強いということから言われていることなのでです。

 

しかし、これらの油からはオメガ3系脂肪酸はわずかしかとれません。それぞれの油のオメガ3とオメガ6の含有率をみると、

紅花油(オメガ3 1:オメガ6 60前後 )

ゴマ油(オメガ3 1:オメガ6 40)

ヒマワリ油(オメガ3 1:オメガ6 20~70)

大豆油(オメガ-3 8:オメガ-6 50)

とよく使われている食用油にはオメガ6が多く含まれているが、オメガ3が少ないのが分かりますよね。普通の食事からは、オメガ6は十分にとれているが、オメガ3が極端に不足しているのがお解りだと思います。

これは、オメガ6が不要だと言っているのではなく、オメガ3とバランスよくとることが必要だということなんです。

オメガ6とオメガ3からの脂肪酸が人間の食事には大変重要なものです。これらの脂肪は良質なエネルギー源であると同時に、体内の酸素運搬システムにとっても、細胞の構成要素としても、そしてホルモンの原料としても不可欠なものであるうえに、その他の多くの体の構造、機能のためにも重要なものなのです。


【3と6とのアンバランスが引き起こす病気について】
・心臓病、ガン、免疫機能の不全、その他多くの現代病の主要原因がオメガ3の欠乏にあるということは徐々に証明されつつあります。

オメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸は、どうしてそんなに重要なのだろうか。新陳代謝を行っている細胞膜の脂肪層を変化させ細胞を活動させる信号を送るからです。
 脂肪層に影響する信号には、アドレナリン、ヒスタミン、セロトニン、ドーパミンなどのような強力な神経伝達物質がありますね。
 脂肪層がかけたり傷ついたりすると、化学信号が正常に働かなくなり、身体の機能がそこなわれのです。

・慢性的な月経前症候群(PMS)に悩む人女性にとって、魚油は重要な栄養成分です。


【では、脂肪酸をどれからどのように摂ればよいか】
オメガ3とオメガ6の脂肪酸を一対一の割合で摂ることを、多くの研究者や治療家は推奨している。

心臓病やガン、その他の病気を持つ人には亜麻仁油を大量に(1日に大さじ1~2杯かそれ以上)必要とされる。つまり、オメガ3の脂肪酸不足が解消されて正常なレベルまでまでの数ヶ月続ける必要があるようです。

油をとるときは、未精製油でとることを心がける必要があります。現代生活において、精製油をまったく口に入れないというのは不可能だと思いますが、健康のためには、意識することが大切だと思います。


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.revo2030.net/mt/mt-tb.cgi/94

コメントする

Powered by Movable Type 4.21-ja