精白された砂糖の害は、これまで一部の研究者や医者から警告が発せられているが、一般的な見解とまではなっていません。
砂糖に限らず精白された食品は、本来その食品に含まれていたビタミンやミネラル等が除かれているので、栄養的には欠陥食品なのです。
精白された砂糖を食べるとどうなるのでしょう。
砂糖は、炭水化物で体内では燃やしてエネルギーとなるわけですが、燃やすとき、ビタミンやミネラルが必要なんですね。
ところが、精白されるとビタミンやミネラルをわざわざ取り除いているため必要量に足りなくなり、その分身体から奪うことになるのです。そこで、こんどは身体のほうがビタミンやミネラル不足になるのです。
細胞に栄養素を吸収させるには分子級まで消化分解してからでないと届けられないのですが、ビタミンやミネラルが不足すると細胞がゆるんでしまい、普通通してはいけない大きな断片を容易に通してしまうということがおき、細胞が吸収できないでゴミのような存在が血管ないをうろうろしてしまうことになるのです。砂糖がその原因となっていることが最近の研究で明らかになっているのです。
そして、そのゴミはやがて血流の妨げや血管の詰まりの原因となってしまいます。
また、砂糖は吸収されやすいので、急激に血糖値を上げ易い。すると上昇した血糖値を一定値に下げるためにすい臓はインスリンを分泌し続けなければなりません。
このような状態が頻繁に長期的に続くとすい臓は、インスリンの分泌をストップさせることになりかねません。
また、毎日砂糖のはいった食べ物を取っていることは、脳下垂体とすい臓の分泌線を慢性的に刺激し、ホルモンの分泌を狂わし、正常な食欲コントロールができなくなってくるようです。
その結果は肥満を招き、さまざまな病気を引き起こす原因をつくることになるのです。
昭和三十年代と今を比較すると、昔は炭水化物のほとんどを穀物や芋から摂取してが、今や摂取量の30%から半分くらいが精白された砂糖をとっているのです。
上記の砂糖の害からすると、病気にならないのがおかしいくらいですね。
ここでいう「砂糖」とは、白砂糖、三温糖、グラニュー糖、ざらめ糖、角砂糖、和三盆糖、黒砂糖です。
黒砂糖は、白砂糖や他の砂糖より多少ましというくらいで、食物繊維をふくんでいないため血糖値を混乱させる点では同じです。
精製された砂糖は、砂糖以外の栄養を含んでいません。ビタミン・ミネラル・食物繊維、がん、心臓病、脳疾患、アルツハイマー病等の生活習慣病からわれわれの身体をまもる抗酸化物質やファイトケミカル類が欠けている空のカロリー食品だということを認識しましょう。
【病気と砂糖の関係】
●歯や骨をもろくする
白砂糖は、酸性形成物質なのでそれを中和するために、歯や骨のなかからカルシュウムを奪います。
●ここ200年の間に世界的に砂糖の消費量が20倍に増え、その消費量に比例して心臓血管病が増加しているという研究者の報告があります。
●砂糖は肥満のもと
砂糖の取りすぎは肥満を招く
●キレる子供、キレる大人が増えているのも、その原因の一つに巧妙に
仕込まれた食品にあると指摘する声があります。
●アメリカの「砂糖業界」に利害関係がない医師や栄養士たちは一様にこう認めています。
「砂糖は肥満、虫歯、歯周病、低血糖症、糖尿病、細胞の成長阻害、栄養失調、免疫機能の低下、アレルギー、コルステロール値や血圧の上昇、心臓病、脳卒中、脳神経障害(すぐにキレる性質)、腎石、膀胱炎、腸がん、ホルモン異常、生理痛等多数の病気の要因となっている」
こんなにも弊害のある砂糖を、テレビに登場する料理研究家が何のためらいもなく、料理に不可欠の材料と言わんばかりに使い、またレシピに堂々と載せているのをみると日本はまだまだ栄養後進国だなと思わざるを得ません。
われわれの舌を慣らしてしまった"甘い味"をつくるために、食品加工業者は安くて利益の多い原料として砂糖を大量に消費しています。
ソフトドリンク、コンビニ弁当、ファーストフード・・・の味付けとして。
砂糖の常食でわれわれの味覚がすっかり慣らされてしまい、食べ物の本来の味が分からなくなっているのです。
果糖は砂糖と違って、ビタミン・ミネラル・食物繊維・抗酸化物質をたっぷり含んだ栄養価の大変優れた食べ物です。果糖を食べたからといって砂糖の場合のように血糖値を急激に上昇させることはありません。
少なくとも一日に一度は、リンゴやトマトなどの果物をそのままがぶりと生かじりするという習慣をつけてみてはどうでしょうか。
そうすれば、生きた酵素・ビタミン・ミネラル・ファイトケミカル類を十分摂取できるばかりか本来の味覚がよみがえってくるのを実感できますよ。

コメントする